<紬の訪問着>

こちらは最高級品の結城紬に金箔の柄をあしらうことで、普段着の紬を訪問着へと格上げした一枚です。

 

着物の醍醐味といえば、文様。紬の訪問着には、縁起の良い「花の丸」に「観世水」、そして「竹」が描かれています。

 

勧世水とは流れる水をイメージした波紋様のこと。人が生きていくうえで欠かせない水に困らないように、という “喜びの象徴” を表しています。

 

そして、前身に描かれた竹。竹の節から連想し、節目(ふしめ)=節句=祝い事という意味をもちます。また竹の絵が途中で切れているのは、終わりがないようにとのこと。祝い事がいつまでも続くように願いが込められているのです。

 

代々受け継がれていく着物には、娘のしあわせを願う母のやさしい心を感じることができますね。

 

日々喜びに溢れ、いつまでもお祝い事が続きますように。

いつの日も着物はただ、だまって語っています。

 

合わせた帯は第一礼装の格式をもつ、「綴れの名古屋帯」です。

帯の中でも別格である「刷毛霞」の紋様が描かれました。

 

撮影:ソン・ミンス

取材・文:山本香織

 

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